当院の分娩方法
自然分娩
和痛分娩
●痛みに弱く、精神的緊張や不安の強い方、産道が硬く難産が予想される方に適しています。
●硬膜外麻酔による和痛分娩は、背中から細いカテーテル(柔らかいチューブ)を硬膜外腔(腰の脊髄の近く)に入れ、そこから局所麻酔薬を少量ずつ注入することにより、出産の痛みを和らげる方法です。腰から下の感覚が鈍くなりますが、足を動かすことや、いきむことはできます。赤ちゃんが生まれるまで続けて注入するので、途中で麻酔が切れてもつらくなることはありません。
麻酔薬の影響が赤ちゃんに直接作用する事は殆どありませんのでご安心下さい。
●和痛分娩対象となる方は…
・初産婦、経産婦ともに可能です。
●計画分娩となりますので、事前に入院日を決定します。
●但し以下の場合、和痛分娩ができないこともあります。
・夜間帯に陣痛が発来し入院となった時(時間帯によります)
・日曜、祭日はできません
・身長145cm以下の方(初産婦の場合は150㎝以下の方)
・体重の状況により(医師にご相談ください)
・側弯症等脊椎に合併症・既往歴のある方は要相談
和痛分娩のおすすめ
当院分娩のベースは「女性にとっての自然出産の考え方」と「豊富な計画出産の経験」から成り立っています。
このベースの上に最新の麻酔分娩のノウハウが組み込まれており、この2つのコラボレーションによる〔和痛分娩〕は、妊婦さんの満足する質の高い効果が得られております。単なる和痛分娩ではなく、お産の痛みを和らげて陣痛を乗り越える方法として、あらゆる方向からアプローチする〔 独自の和痛分娩 〕を作り上げておりますので、ぜひご体験ください。
和痛分娩説明会 視聴ページ
・視聴にはパスワードが必要です。マタニティファイルでご確認ください
計画分娩
●計画分娩とは人為的に又は医学的に適正な分娩日を決めて、分娩誘発を行う事です。
経産婦さんで妊娠37週以降、内診所見や胎児の状態を総合的に判断して時期を予測します。
ご本人やご家族の希望も参考にしますが、ご希望通りにならない事もあります(日曜・祭日・夜間は行いません)。
●前日に入院してもらい、内診所見によっては、子宮口を広げる処置をします。
当日は、禁飲食(水のみ摂取可)で陣痛促進剤の点滴を行います。
分娩監視装置を付けて、母児の安全を確認しながら、無理の無い様に進めてまいります。
●日中の計画分娩となりますので、和痛麻酔分娩も可能です。