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無痛分娩Q&A

  来 編 

以前、手術の麻酔や歯医者で麻酔を受けた際に気分が悪くなったり、じんましんが出たことがありますが、無痛分娩の麻酔は大丈夫ですか?
無痛分娩を希望されている方は院長先生の診察がありますので、その時に使用した薬剤名とその時の状況を必ず伝えてください。

出産予定日間近ですが、今から無痛分娩の予約はできますか?
外来スタッフに相談してください。

計画分娩の場合、自分の希望日に予約はできますか? また、入院日はいつ決定しますか?
分娩の予定は妊婦さんの希望通りには決定しておりません。医学的に適正なタイミングを見計らって決定いたします。36週以降の妊婦健診の結果で具体的な日にちを決めております。

前回のお産は他院で無痛分娩を行いました。しかし最後まで痛みが取れず、痛いままお産になりました。今回も無痛でお産をしたいのですが麻酔の効き目は同じ感じですか?
当院では経産婦さんで無痛分娩を希望されている場合には、以前のお産が自然分娩でも無痛分娩でも前回の出産経過を詳細に問診し、今回の出産に向けて分娩方法を検討いたします。前回出産の母子手帳をご持参ください。


 日編 

初産婦は無痛分娩の方法が【オンデマンド方式】とのことですが、内容を詳しく知りたいです。
当院では初産婦さんの場合、自然に陣痛が始まり分娩進行がみられているタイミングで無痛分娩を開始しております。そのため前期破水し陣痛が始まっていない場合は陣痛が始まるまで無痛分娩は行えません。
*初産婦さんの場合、計画分娩よりもオンデマンド方式のほうがスムーズに分娩が進行しやすい傾向にあります。

【オンデマンド方式】で、実際に陣痛が来た時(入院)の時間による対応の違いを具体的に教えてください。
A. 夜間に陣痛が始まった場合:夜間は麻酔の管理上、無痛分娩を行うことができません。簡易鎮痛鎮静剤(希望時のみ)を使用して待機して頂き、翌朝8時以降に進行状況を確認した上で無痛分娩開始のタイミングを考慮いたします。*簡易鎮痛鎮静剤の使用で子宮口が熟化して無痛分娩開始のタイミングとなることが多いです。
A. 日中に陣痛が始まった場合午前に陣痛が始まった場合には、分娩の進行状況により無痛分娩を開始いたします。午後に陣痛が始まった場合には、分娩が深夜に至ると予測される場合は無痛分娩を行うことはできません。希望時には簡易鎮静鎮痛剤を使用することもできますのでご相談ください。子宮口があまり開いていない場合は翌日の朝の状況で方針を検討します。
*分娩が深夜に及ばなければ、日曜祭日もできる限り無痛分娩が行えますよう対応いたしますが、その日の状況により対応できない場合もございます。
*午前・午後のどちらも入院時の分娩進行状況で無痛分娩をそのまま始めるか検討します。

自然陣痛が始まって、既に他の方が無痛分娩をしていた場合はどうなるのですか?
A.同時に2人まで無痛分娩を行うことができる体制をとっておりますが、状況によっては自然分娩になる場合もあります。

【計画分娩】の予定でしたが予定していた日よりも早く陣痛や破水をした場合どうなりますか?
A.夜間の入院でしたら、そのまま自然分娩で様子をみます。希望時には簡易鎮静鎮痛剤を使用することもできますのでご相談ください。朝8時以降にお産になっていない場合には状況により、そこから無痛分娩を始められることもあります。

【計画分娩】で入院し、つめ物の処置後に陣痛が始まったら無痛はしてもらえるのですか?
A.夜間に陣痛が始まった場合は、詰め物を抜去することで陣痛が治まることもあります。しかし陣痛が強く分娩の進行が早い場合は自然分娩となります(その場合、通常の自然分娩料金+使用した詰め物などの処置料は請求させていただきます)。希望時には簡易鎮静鎮痛剤を使用することもできますのでご相談ください。朝8時以降にお産になっていない場合には状況により、そこから無痛分娩を始めます。

【計画分娩】の場合、子宮口の開大処置があると聞きましたが痛いですか?
A.ある程度の痛みはあります。我慢できないほどではありませんが、感じ方には個人差があります。

前回のお産はスピード出産でした。麻酔が間に合うか心配です。
A.先生と分娩当日の担当の助産師へ相談してみてください。麻酔開始のタイミングを考慮させていただきま
 す。

背中に麻酔用のチューブを入れるとき痛いですか?
A..最初に皮膚表面に局所麻酔をするので注射の痛みはあります。その後の麻酔用チューブを入れる痛みは緩和されますが、痛みの感じ方には個人差があります。

入院期間は通常の分娩よりも延びますか?
A.分娩後は特に異常がなければ、通常通り産後4日目の退院となります。貧血や血圧等の全身状態によっては延びる場合もあります。


無痛分娩

麻酔が効かない場合もありますか?
A.麻酔の効果は個人差があり、一概には言えませんが、全く痛くないとは言えません。分娩中は痛みのみが緩和されるため、おなかの張りや赤ちゃんの出てくる感じは分かります。痛みが取れない場合には硬膜外チューブを入れ替えることもあります。

副作用はよくありますか?
A.個人差がありますが、かゆみを訴える方は多いです。重篤な副作用に関しては麻酔注入前後に必ず双方で確認を行い、異常の早期発見に万全を期しております。

分娩中・分娩後トイレへ歩いていくことはできますか?
A.麻酔開始まではトイレまで歩くことは可能です。麻酔を開始した後は立ち上がったり歩いたりすることができないため、必要時ベッド上にて導尿(尿を管でとること)をスタッフが行います。産後は最低でも産後4時間(麻酔の効果が落ち着くまで)経ってから自力でトイレに歩けるようになりますが、産後初めてトイレへ行く際は必ずスタッフが付き添います。

分娩後、いつから食事をとれますか?
A.特に異常がなければ、分娩後の処置が終わったら食事は可能です。分娩中水のみ飲水可能です

無痛を夕方まで行って結局お産が進まなかった場合、どうなりますか? 翌日、再度無痛を行うことがあると聞きましたが、次の日に予約の人がいたら、どうなりますか?
A.お産が深夜に至ると予測される場合は、麻酔と誘発を一旦中止する場合があります。翌日は他の人の分娩進行状況にもよりますが、再度無痛分娩を行うことも含めできる限り前向きに対応致します。

立ち合い希望ですが、いつ来てもらえばよいですか?
A.お産が進んできたら、いらしていただいています。スタッフが立ち合い可能な状況になりましたらお声がけいたしますので、それまでは自宅で待機してもらっていてください。また、立ち合い分娩は感染症などの流行状況によりできない場合もあります。(ご自身のスマートフォンを使用してのオンライン立ち合いにも対応しております)立ち合い分娩については当院ホームページにてご確認ください。

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